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WAKEATのMISOストーリー


食事とはお互いを繋ぐ橋である。

だからWAKEATは中身が何か。

という事と同じ位置、誰が作っているのか。も大切だと思います。

初めまして。

広瀬絵里加と申します。

富士山が日常の一部にある、静岡県裾野市で緑や自然に囲まれながら生まれ、育ちました。

両親が共働きであった事もあり、幼少期は曽祖母のヤオひいおばあちゃんと過ごす時間が多くありました。

ワイルドで、ちょっと男勝りだったヤオひいおばあちゃんがいつも作ってくれたのは、

シンプルな、味噌とお米のご飯。そのお味噌はおばあちゃんがの自慢のレシピ。

おばあちゃんの口癖は「私はお米と味噌があれば、それで十分。」でした。

おばあちゃんと過ごすの時間の中で、

どの野草が食べる事ができるのか、いつ、どこの山に行けば筍や通草が取れるのか。

そして、今あるもの、与えられているものに感謝する事を学びました。

日本を飛び出してから15年。様々な国に住み、働き、彼ら彼女達から学びました。

その中で数え切れない程の人たちと食事を共にしてきました。

信仰、外見、言語、伝統‥多少は違えど、私はそれ以上に「私たちは同じ」。

今まで美味しいご飯を食べて、笑顔にならなかった人に会ったことはありません。食は私たちを繋げてくれます。

食は、国境も信仰も超えて、お互いを信頼する橋になります。

味噌を作り出して、十年以上。

​今はオランダ(ロッテルダム)と裾野を拠点に味噌と共に新たな毎日を生きています。

 

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